初めて重症児を持つ親へのガイドブック
社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会 定価300円この本のタイトル通り、初めて重症児を持つ親のためのガイドブックです。56ページで本というよりも冊子に近いですが、とてもわかりやすく簡潔にまとまっています。重症心身障害児(者)を持つ家族だけでなく、施設職員にもお手に取って読んで頂きたい一冊です。
重い障がい児に導かれて
福田雅文著 全国重症心身障害児(者)を守る会 中央法規 定価1,800円北浦雅子前会長の息子、ヒサ坊の事が綴られている書物。現在全国重症心身障害児(者)を守る会推薦の本です。重い障がいを持つ親の気持ち、ヒサ坊のわずかな成長を心底喜ぶ親の深い愛情が感動物語として書かれてあります。著者である福田雅文先生は現在長崎県みさかえの園総合発達医療福祉センターむつみの家の施設長を務められています。私は一度神奈川県で開かれた第28回関東甲信越ブロック大会で福田先生とお会いしたことがありますが、とても優しくて穏やかで気さくな先生です。講演内容も本当に素晴らしくて感動したのを昨日のように覚えています。また機会がある時にでも福田先生とお会いして、色々お話をお伺いしたいと思っております。
まゆみとともに
伊藤光子著 非売品伊藤光子氏は神奈川県重症心身障害児(者)を守る会の元会長、相模原療育園保護者会元会長の方で現在は次女まゆみさんが相模原療育園に入所されています。非売品のため入手が困難ですが、重い障がいを患ったまゆみさんの成長日記、障がい児を育てた教訓、守る会との出会い、将来の夢・展望等がとてもわかりやすく書かれてあります。
こちらも福田雅文先生の書かれた本「重い障がい児に導かれて」と同様、親の深い愛情や親子の絆が感動物語として綴られています。私は伊藤氏の発言や行動、守る会の活動などを通じて、私の人生に多大なる影響を受けました。幣事務所は伊藤氏の熱い思いや誰に対しても親切なお人柄に突き動かされて開設したと言っても過言ではありません。重症児者を持つ親や家族だけでなく、重症心身障害児(者)施設にお勤めの職員さんにも是非とも読んで頂きたい一冊です。
<追記>
上記の本をクリックするとPDFで読めるように設定してあります。伊藤氏から掲載許可のご快諾を頂きました。